北海道国際航空(エア・ドゥ)
BOEING 767-300
彩雲武士さんの作品です
(彩雲武士さんのサイト)



【実機・キット】
Model data
Length=273mm Width=242mm Height81mm
Parts=39
ボーイング社が開発したセミワイドボディーの双発ジェット旅客機。767-200型の胴体を5.6m延長し輸送能力をアップしたのが本形式300シリーズです
。国内航空会社では近距離国外線や国内線用として導入しています。北海道国際航空(愛称:エア・ドゥー)は1998年6月5日に運輸省に事業免許を申請、 10月26日に認可されました。航空機材は767-300ER型のみを使用しています。
現在は、側面に北海道の風景をペイントした機体も就航しています。

【製  作】
製作したのはハセガワ製のキットです。
機体の彫刻はドアや方向舵などは凹線ですが、機体のパネルラインは凸モールドです。コクピット以外の窓は穴が開いているだけで透明パーツは入ってません。
今回はエアライナーの工作方法の一つとして、細かいモールドは無視してデカールと塗装による表現をしてみました。凸モールドは全て削り落とし、窓も埋めてしまいました。付属のデカールには、窓をプリントしたものが含まれているので、それを使い窓を表現しています。
なお本キットは就航当時の姿を再現たようで、現行機とは若干マーキングが異なっています。
窓は胴体の裏側からプラ板で塞ぎ、パテで埋めました。ドアのモールドは残しています。窓のデカールを貼る為のガイドにします。コクピットの窓は透明パーツで再現されていましたが、他とのバランスを考えペーパーで均して塗装処理しました。付属のデカールを貼ればスマートな仕上りになります。
スタンドにも乗せられるように、スタンド受けパーツを機体下面に付けました。機体中央、やや後方よりの穴がその部分です。取り付け時に、胴体裏側からパテやプラ板を使い補強しています。そのままでは機体との段差が目立つので、ペーパーがけをして表面を均しました。
塗装は胴体は白(1)、翼はグレーFS16440(315)とグレーFS36320(307)を使いました。塗料は全てMrカラーです。(カッコ内は塗料の番号)
翼の前縁にはメタルカラーを使いました。メタルカラーは塗料が乾燥してから磨くと、輝きのある良い色になります。作例ではちょっと傷と汚れが付いてしまったようです。磨く時は十分注意しましょう。私はせっかく貼ったデカールと白い塗装部分に傷をつけてしまいました。剥がれてしまったデカールは塗装でタッチアップしていますが、あまり上手くいっていません。 塗装が完了するまではデカールは貼らない。メタルカラーを塗った後はマスキングをしたまま磨く事。失敗した事で良い勉強になりましたよ。(苦笑)


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