TAMIYA
1/24
MITSUBISHI LANCER
Evolution WRC
2002
Monte Carlo Rally

finished by ichiro
2003.03.9
UPDATE
 【Close-up 】
 【finisher's comment】
メーカー:タミヤ 1/24 ミツビシランサーEVOZ、02モンテカルロラリー

 ボディの開口にはハセガワトライツールTP3モデリングソーセットを使用。カット場所ごとに使いやすい形の物を使い分けました。 カット部分の補強はエバーグリーン1.5×1mmと2×2の角棒を使用。 ドア開閉ヒンジはWAVEの真鍮パイプと1.2mmプラ板で作成。センターピラーは下半分キットのドア内張りから切り出し上半分はプラ板で作成。トランクヒンジは洋白線2mmを曲げて作りました。3回作り直しましたが、実車の様に全開はしません。リヤウインドー枠に干渉してしまいます。

 センターピラー周辺は補強部分はエポパテとポリパテを使用。ドア内張りの隙間のパテ盛ですが、ドア内張りの接触面をサランラップで包んでからパテ盛しました。その事によりパテ硬化後にドアと内張りは分離でき最後に接着する事ができました。サイドウインドーは最後の最後に0.4mm透明プラ板を接着しました。
しかしウインドーを張るまでの間は強度がありませんので作業中窓枠を一箇所折ってしまいました。それが後に響き塗装研ぎ出しの段階で同じ場所がまた剥離と、製作中のウイークポイントとなりました。内装は縞模様のカーボンデカールとダッシュボードやシートはモデラーズのインテリアグレーをスプレーした後にタイヤブラックをグラデーションで吹いてます。

 ボディ塗装はモンザレッドとオレンジを調色後スーパークリアー2を吹きましたが、5回目に吹いたとき濃くしすぎで大失敗。ボディサイドの銀と黒の帯とゼッケンをブクブクにしてしまいました。あまりの酷さに妥協できなくてそれなりに厚みが出てしまったクリアー層をデカール深度まで削りこみ剥がしてからあまっていた田宮純正デカールを貼りました。クリアー層の段差がかなりでました。その上から精密屋のウレタンクリアーに切り替えてコートしました。その後段差を消すのが苦労でしたがやはり完全には消しきれてません。始めからウレタンで行けばよかったです。
 シートベルトはモデラーズ。裏側と断面は田宮エナメルレッドを塗りました。消火器のホースやセンターコンソール電装系や油圧系のチューブをそれっぽく配管配線してます。(モデラーズ 0.45〜0.65mm)トランク内のスペアタイヤ入れは資料によると板でふさがれているのと左側に小さい黒い箱があったのでその通り工作しました。

 最後にサイドウインドを透明プラ板0.4mm。その他 ボンピンはモデラーズ、アンテナはさかつう、グリルはトライツールのひし形エッチング等を使ってます。
去年の11月22日にキット購入してから毎日コツコツ3時間程度作業したと思います。
 製作にあたってはMizさんやさかもっちさん等色んな方達のインターネット製作記を参考にさせて頂きました。
インターネットがなければ、完成どころか作ろうとも思わなかったでしょう。有難うございました。

 【from Miz】
すでにBBSではおなじみとなったいちろーさんの作品です。あのエボ7をついに完成させてくれました。
4ドア開閉のみならず、トランクルームまで再現されている、渾身の一作です。カーモデルはほとんど制作されていなかったとのことですが、他のジャンルで培われた技術は相当なものです。
残念なのは、画像が全体的にブレてしまっていることですね。私は撮影の際は三脚を使うか、セルフタイマーを使っています。あと、寄るときにズームを使うとブレが目立つので出来るだけ直接寄る。そうするとブレは少なくなるので是非その点に気をつけてリベンジしてみてください。
to Ichiro